【良い理論もあるが…その前に】野球でバッティングが上達するために知っておくべきこと

球児A
前は打てたのに、スランプに陥ってしまった
球児B
もっと上手くなりたいのに、練習しても変わらない

 

このように悩んでいる選手は多いのではないでしょうか。

 

実は、上手くなるためにはがむしゃらに練習するだけではアウト!
頭を使って、効率的にメニューを組み、その中で全力で取り組まないと逆効果です。

 

「限界までやれば力が抜けて〜」とかいう人がいますが、危うい考え方です

 

今回は、バッティングの感覚を良くするトレーニングを紹介します。

 

 

まず、いつも通りに振ってみよう

・トレーニング前
・トレーニング後

で変化を感じてもらうため、先にバットを振ってみてください。
バットが振れない場所にいるのであれば、シャドーでもOKです。

 

この時、以下の点をチェックしましょう。

チェックポイント

①身体は回転しやすいか

②力を抜いても、バットはスムーズに出てくるか

③踏み出した脚がキュッと止まるか

 

実際にボールを打ってみると尚よし

 

バッティング動作に影響する筋肉に刺激を与える

さて、今の身体の感覚をチェックしたら、トレーニングをしていきましょう。

 

結構メニューが多いので、頑張ってくださいね。

※写真は準備中です!すみません(^人^)

 

ドローイン

①仰向けになります。
②ゆっくりと息を吐きながらお腹を凹ませていきます。
③腰のあたりと地面との間の隙間がなくなればOK
④その状態を維持したまま、呼吸ができるようになりましょう。

 

胸椎回旋ストレッチ

①長い棒を肩に担いで、両手をかけます

②お腹に力を入れて正面に固定し、胸から上だけを片方へねじっていきます。

③捻るときは、口から息をゆっくり吐きます。

④正面に戻すときは、鼻から息を吸いましょう。

 

外旋六筋トレーニング

①椅子に腰をかけ、両脚を目一杯開きます。

②目一杯開いた状態から、お尻の筋肉を使ってさらにグッと開こうとしてください。

③リズム良く、10回ほど繰り返しましょう。

 

腸腰筋ストレッチ

①片方の膝を地面について後方に置き、もう片方は身体の前に立てて置きます。

②前に立てた脚の膝に両手を置いて、腰をそらないように身体を起こします。

③後方に置いた脚の膝は、お尻より後ろあたりにくるとOK

 

 

バッティングでの力の伝え方を確認しよう

バッティング時、ヨコに振ろうとしていませんか??
えっ、バットは横に出すんじゃないの?

 

よくある勘違いなのですが、バットを横に振っているように「見える」だけです。
力の伝え方は、以下のとおり。 

 

・バットを落とす動き

・回転動作

 

以上、二つの動きが組み合って、「斜め横の軌道になっている」のです。
これについては、以下の動画でも解説していますのでご覧ください。(1:05~)

ヨコふりのデメリット

ぶっちゃけ、横振りだから打てない!というわけでは無いのですが…、以下のデメリットがあるので上のレベルに行くと通用しにくくなるスイングです。

・身体が開く
・外角の球への対応の幅が狭くなる

 

「後ろ大きく」とか「上から叩く」は、感覚としては正しい

 

 

もう一回、振ってみよう

ここまでのメニューをやってみた後に、もう一度バットを振ってみましょう。

力を抜いているのに、勝手にバットが出てくる感覚があればOK。

 

ちょっと分からない選手は、まだ新しい刺激が入ったカラダでの動かし方が掴めていないかもしれません。

 

継続的にトレーニングをすれば理解できるようになりますので、ぜひ試してみてください。

おすすめの記事