「プロテインを飲んでるのに体重が増えない」
「そもそも効果あるのかな」
そんな悩みにお応えします。
結論から言うと、プロテインだけでは足りません。
スポーツ選手、特に成長期の子どもはエネルギー消費が多いので、栄養の不足によって練習の効果が落ちたり勉強の成績にも影響が出てしまいます。
ということで、今回は中学〜大学生くらいまでの野球選手が意識して摂った方が良い栄養と、私が実際に使ってみて効果があった(と感じている)サプリメントを紹介したいと思います。
目次
プロテインだけでは足りない理由
プロテインだけでは足りない理由は、子供たちが成長期で、しかも活動量が多いからです。
実は、私たちの体は色々な種類の栄養素がお互いに支え合ってようやく効果を発揮します。
極端な例ですが「プロテインを摂ったけど、そのプロテインが帰り道に筋肉の修復ではなく歩く時のエネルギーに使われてしまった」となれば、本来の目的を果たせていないわけです。
初めから「いや、このプロテインはジムから帰るときのエネルギーに変換するんや」という目的で使うのであれば否定はしませんが笑
しかも、私たちの食べた食事は身体を動かすだけじゃなく、脳の活動など生命活動にも使われています。
となれば、頭もバリバリ使う中学生や高校生は食事からだけでは不足してしまう可能性も高くなりますよね。
そういうわけで、私はサプリとしてプロテインだけを摂っても足りないと考えています。
高校球児が意識して摂るべき栄養
さて、ここからは実際にどんな栄養が必要なのかを見ていきましょう。
最低限、これだけは!というものをピックアップしています。
炭水化物
意外と忘れられがちなのが炭水化物(カーボ)。
実は、タンパク質を摂るだけでは不十分なのです。
なぜかというと、運動直後は身体のエネルギーも消費されている状態だから。
そのため、タンパク質を摂っても生命維持活動の方のエネルギーに変換される割合が多くなってしまいます。
つまり、筋肉の修復の方へまわす分が少なくなるということですね。
そうならないためには、運動後は
・タンパク質+炭水化物
を摂取する必要があります。
ちなみに、炭水化物:タンパク質=3:1の比率で配合されたサプリを運動直後に摂ると効率よく筋肉が回復します。
Kentaiのウエイトゲインはおおよそ3:1の割合で配合されているのでオススメ↓
ちなみに、市販の「ウイダープロテイン5000」も
栄養表示をよ〜く見ると炭水化物:タンパク質=3:1なんですよ↓
実は炭水化物が17.5g入っていますのでスポーツ選手のことを考えた配合なのですね。
ビタミン
ビタミンも必須の栄養素です。
ビタミンが不足すると、せっかくのトレーニングの成果が出にくくなります。
なぜかというと、ビタミンが糖質や脂質、タンパク質の代謝を助けてエネルギーに変換してくれたりする役割があるからです。
一つ例を出すと、ご飯やパンなどから摂取した糖質を分解してエネルギー変換を助けているのがビタミンB群のうちの一つ「ビタミンB1」。
ご飯をたくさん食べると、それだけ多くのビタミンB1が消費されてしまいますからせっかく食べたご飯がエネルギーにならない、みたいなことになってしまいます。
同じビタミンでもビタミンB群やビタミンDなど、種類によって役割も変わります。
バランスよく摂取することが大切ですね。
ちなみに、僕が使っているのはこちら
あえて分けて紹介しますが、怪我をしがちな人はビタミンDを摂ってみてください。
ビタミンDが不足しているスポーツ選手は、骨折や肉離れが起きやすいと言われています。
ビタミンDは免疫の維持に働いているほか、脳内の神経伝達物質の活動を活性化させたり、骨の代謝促進などにも活躍しています。
クレアチン
力を発揮する場面で必要なのが、クレアチン。
体内では「クレアチンリン酸」としてほとんどが筋肉内に存在しています。
筋肉が収縮する際に必要となるエネルギー「アデノシン三リン酸(ATP)」は、強度の高い運動をするとすぐに消費されてしまいます。
・連続で素振りをすると段々とスイングスピードが落ちていく
・100m走の後半に速度が落ちる
これらは、アデノシン三リン酸の再合成が追いつかなくなっていくからなんですね。
クレアチンは、そんなアデノシン三リン酸の再合成を助けてくれます。
回復も早くなるため、トレーニングの効果がアップしやすくなりますよ。
ちなみに、私は高校時代は存在すら知りませんでした笑
ちなみに、僕が摂っていたクレアチンはこちら
大学時代は別のメーカーのを摂取していたのですが、どこのだったか忘れてしまいました汗
栄養を摂ると、人生が変わる
「今から高校球児に戻れるとしたら、何を改善したい?」
そう訊かれたら、僕は真っ先に「栄養!!」と答えます。
それだけ、栄養がパフォーマンスに与える影響が大きいのです。
例えば、どんなに高性能な車でも…
・ガソリンがなければ動かない
・パーツのネジを緩めたら、まともに動かない
・オイルがなくなれば、摩耗により壊れる
↑こんな感じに本来の力を発揮できません。
人間にとっての栄養は、車にとってのガソリン、ネジ(関節を支える組織を作る栄養)、オイルと同じだと思っています。
ぜひ栄養にも気を遣って、最高のパフォーマンスと最高の結果を出せるように頑張ってください。